DIALOGUE
スフィア基準とコミュニティが防災に役立つ?

孤立死って聞いたことありますか?
近年、単身世帯の増加と高齢化が加速する中で、「孤立死」という言葉が社会に深く影を落としています。災害発生時、誰にも頼ることができず、孤立無援の状態に置かれることは、まさに生命の危機に直結します。

特に、甚大な被害が想定される南海トラフ地震のような大規模災害が発生した場合、自宅での生活は困難となり、避難所での長期的な共同生活を余儀なくされる可能性も高まります。避難所では、プライバシーの欠如、感染症のリスク、物資の不足、精神的なストレスなど、様々な問題が複合的に発生することが予想されます。
スフィア基準とは
このような状況下で、私たちが注目すべき国際的な人道支援の基準が「スフィア基準」です。スフィア基準とは、紛争や災害時の人道支援において、世界中の人々が最低限の尊厳を保てるように定められた国際的な基準です。具体的には、生命維持に不可欠な清潔な水や食料の確保、安全でプライバシーが守られるシェルターの提供、適切な医療や衛生サービスの提供、暴力や搾取からの保護などが含まれます。
スフィア基準は、国際的な支援活動における指針であると同時に、私たち自身の防災意識を高める上でも重要な示唆を与えてくれます。例えば、自宅に備蓄する水や食料の量を検討する際、スフィア基準が示す一人当たりの必要量を参考にすることで、より現実的で適切な量を把握することができます。さらに、避難生活における尊厳の保持という視点を持つことで、非常用持ち出し袋の中身や、避難所での行動についても、より質の高い備えをすることができます。

地域コミュニティは防災でも大切です
災害関連死を防ぎ、地域社会の Resiliency(レジリエンス:回復力)を高めるためには、日頃からの備えが何よりも重要です。非常用持ち出し袋の準備(飲料水、食料、懐中電灯、携帯ラジオ、救急セットなど)はもちろんのこと、地域で開催される防災訓練へ積極的に参加し、顔の見える関係づくりを通じて、近隣住民との連携を強化していくことが不可欠です。
私たち一人ひとりの防災意識と行動が、自分自身と大切な家族を守り、地域全体の安全へと繋がります。今こそ、防災バッグの準備や、地域コミュニティを大切にすることで、防災の備えをしていきましょう。

【募集中:〆切 3/6】1泊2日の避難所生活@本社ミライマテラス
今回のイベントは避難所生活の体験です。
当イベントでは、皆様が万が一に被災した後、避難所で生活する事をことを想定し「1泊2日の宿泊体験」を開催します。ぜひ、職場の仲間をお誘いの上、ご参加してみて下さい。
<お申込:〆切 3月6日(金)>
https://forms.office.com/r/99R51SQnFB
■日時:25年3月28(金)14:00 ~ 29日(土)12:00 頃 ※多少時間変更の可能性あり。
■集合:デンソー本社 ミライマテラス 3階 東西ホール
■人数:抽選で40名限定 (組合員のみ。ご家族は対象外)
■参加費:無料(交通費は各自負担)
■応募締切:3月6日(金)
■当選発表:3月13日(金)
■運営企画:デンソー労働組合 supported by JTB
■その他:3月28(金)に午後休もしくは有休の取得が必要です