デンソー労働組合

DIALOGUE

始めてますか?新NISA

2024.01.09

100歳まであと何年?

あなたは何歳まで生きたいですか?「人生100年時代」と呼ばれていますが、2050年には女性の平均寿命が90.40歳、男性は84.02歳になると言われています。
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2021/html/zenbun/s1_1_1.html

長生きするにつれて、やりたいことは人それぞれですね。「どう生きたいか」という問いに向き合い、早い段階からライフプランを練ることが重要です。同時に、お金の面も考慮に入れることで、描いた人生設計を実現し、より充実した人生を築いていけます。貯金だけでは増えない時代、どうやって資産をつくっていきますか?

インフレとバナナ

日本にもここ数年、大きなインフレの波が押し寄せてきています。身近なものの値上がりを皆さんも実感していると思います。総務省が11月に発表した2023年10月の消費者物価指数は、総合指数が前年同月比3.3%の上昇となり、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数においても前年同月比で2.9%の上昇となりました。2023年1月に消費者物価指数が前年同月比で4.2%の上昇となり、1981年9月以来、41年4カ月ぶりの上昇となった後も3%台の上昇を続けています。

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?tclass=000001138364&cycle=1&year=20230&month=24101210

1個100円のバナナが毎年2%ずつ高くなっていった場合1万円で何個買えるのかで考えてみましょう。1個100円だったバナナは、1年後には102円、10年後にはどんどん高くなり1個122円になります。すると1万円で100個買うことができていたバナナが、10年後は1万円で82個しか買うことができません。買うことができるバナナの個数が18%減ります。これこそがインフレによる現金の価値の低下です。物価上昇が続く場合、お金の実質的な価値が減少し、私たちの生活にも影響がでてくることになります。

物価上昇率より上回る金利で運用しないと、実質的なお金の価値が下がってしまうことになります。物価上昇が続く場合は、お金の実質的な価値が目減りするので、生活にも影響が出てくる恐れがあります。

新NISAやってる?

「資産形成」には、「貯蓄」と「投資」の2つの方法があります。「貯蓄」とは、一般的に銀行預金などを指します。「投資」とは、将来の目標へ向けて少しでもお金を増やすことです。株式や投資信託などの購入がこの「投資」に当たります。

その一つの方法として、NISA(少額投資非課税制度)の活用があります。2024年からは制度が大幅に拡充され、生涯にわたるより柔軟な資産形成が可能となりました。NISA(ニーサ)の最大の魅力は、株式や投資信託の配当金や分配金、値上がりで得られた売却益が非課税になることです。投資で得られた利益は通常20.315%の税金がかかるので、この税制メリットはかなり大きいと言えます。

また、制度の拡充により、非課税保有期間の無期限化、積み立て投資枠と成長投資枠の併用が可能など、今まで以上に個人投資家にとって使いやすい制度になったと思います。まずは、制度の内容を理解し、自分に合った方法で着実に始めてみることが重要です。

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html

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セミナー内容:資産形成~新しいNISA制度について知りたい方
このセミナーでは資産形成とNISA制度について学び、将来への備えを始めるためのヒントを得ることができます。
開催日:24年2月17日(土)
時 間:11:00~12:00
形 式:ZOOMウェビナー
申 込:https://forms.office.com/r/c5Waa71aMD (応募者多数の場合は抽選)

少しでも興味を持った方は、ぜひセミナーにご参加ください。まずは知ることが大切ですね。
皆さんのご参加をお待ちしています。


投資にあたっての最終判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。